天衡封 ─ TENKO-FU
執行は、
封じて終わる。
天衡院では、術式の執行を終えた後、
その申願のために整えられた符・札・結糸を一つの封へ納めます。
それを「天衡封」と呼びます。
天衡封とは ─ WHAT IS TENKO-FU
儀式の報告書ではなく、
申願者へ渡される最後の工程。
天衡封は、術式の執行後に 申願者一人ひとりのために仕立てられる封です。
中には、読命・定式・執行の内容に応じて 命符、衡札、五行結糸、開符札、五衡簡記などが納められます。
あらかじめ作られた既製の護符を 発送するものではありません。
一つの申願に、一つの天衡封。
執行後、申願ごとに封命されます。
封命 ─ FUMEI
術式を終えた後、
申願者の名の下に封じる。
術式の執行が終わると、 その内容に応じた命符や衡札が整えられます。
それらを一つの封へまとめ、 開符の時まで閉じる工程が「封命」です。
封命を終えた天衡封は、 執行された申願と申願者を結ぶ 最後の受け渡しとして発送されます。
封入物 ─ CONTENTS
天衡封に納められる、
五つのもの。
定式内容によって仕様は異なりますが、 基本となる構成は以下の五種です。
MEIFU
命符
読命と定式の結果をもとに、 その申願のために整えられる符です。
申願ごとに調符KOSATSU
衡札
五衡のうち、 今回の定式で主となった衡を示す札です。
調律の中心を示すGOGYO YUISHI
五行結糸
五行の関係をもとに結ばれ、 定式された巡りを象徴する結糸です。
定式により結び方が異なるKAIFU-FUDA
開符札
天衡封を開く日時と、 開符時の基本的な手順を示します。
開封前に確認GOKO KANKI
五衡簡記
今回の読命で見られた五衡と、 定式内容を簡潔に記したものです。
読命内容の簡記開封について ─ SEALED
届いても、
すぐには開けない。
天衡封には、開符の日時が定められています。
天衡封が届いた後は、 直射日光や湿気を避けた静かな場所で保管し、 指定された日時を待ちます。
配送箱を開くことと、天衡封そのものを開符することは別です。
開符 ─ KAIFU
指定の時に、
封を解く。
開符札に示された日時になったら、 落ち着ける場所で天衡封を開きます。
特別な祭壇や道具を 申願者側で準備する必要はありません。
封を解き、 中に納められたものを確認するところまでが 開符の基本となります。
開符札の日時を確認する
静かな場所で封を解く
封入物を順に確認する
受符納め ─ JUFU-OSAME
執行料は、
天衡封を受け取る時に。
天衡院では、執行料を 天衡封の受取時に納める方式を 「受符納め」と呼びます。
読命・定式の後に 位階と執行料をご案内し、 内容確認後に執行へ進みます。
執行完了後、 天衡封を発送し、 受取時に定められた執行料を納めます。
位階・執行料について →JUFU-OSAME
術式・位階・執行料を決定
定められた術式を執行
天衡封を申願者へ届ける
天衡封の受取時に執行料を納める
開符後 ─ AFTER KAIFU
開符した後は、
そのまま大切に保管します。
保管
命符や衡札は、 汚れや湿気を避け、 落ち着いた場所で保管します。
結糸
五行結糸は、 無理に解いたり切ったりせず、 封入時の状態を保ちます。
簡記
五衡簡記は、 今回どのような巡りが読まれたのかを 確認するために保管します。
申願から開符まで
天衡封が届くまでには、
六つの工程があります。
申願 ─ REQUEST
あなたのための天衡封は、
読命から始まります。
どの符が必要なのか、どの術を選べばいいのかを
決める必要はありません。
今起きていることと、望んでいる未来をお聞かせください。
